2019年04月30日
【リフォーム】健康な暮らしを次世代へと住み継ぐ住まい 外部改修・完成|大阪府交野市
大阪府交野市での築40年の戸建住宅の耐震リフォーム、後編です。外部の改修工事や漆喰左官仕上げ、内窓の設置を経て竣工を迎えるまでの工程と、竣工後に追加で行った裏玄関の改修工事をご紹介します。
この物件の施工記録は4つの記事に分けてご紹介しています。この記事は後編です。
- 前編: 現地調査・解体・耐震補強
- 中編1: 水廻り・断熱・内装下地工事
- 中編2: 自然素材の内装仕上げ・設備据付
- 後編: 外部改修・完成(この記事)
Contents
外部の改修工事
軒先銅板の腐食と補修
築40年のこちらのお宅では、瓦屋根の軒先の一部を銅板で葺いていましたが、経年劣化により銅板に穴が空き、軒先の下地まで腐食が進んでいました。このまま放置すると軒先が垂れ下がってしまうおそれがあるため、しっかりとやり替えを行います。

瓦職人さんが一度瓦をめくり、劣化した銅板と傷んだ下地板を取り替え補修しました。新たな軒先にはガルバリウム鋼板を使用しています。銅板よりも耐久性に優れているためで、この先も長く建物を守ってくれます。

雨樋のやり替え
雨樋も銅板で作られており、劣化が進んでいる箇所が多数見られました。特にアンコーと呼ばれる集水部分では板厚が著しく薄くなり、穴が空いている部分が多くありました。耐久性の面を考え、塩ビの雨樋にやり替えて雨仕舞を正しく整えることで、建物の耐久性を高めています。
仕上げ工事
耐震補強の完了
最後に残していた広縁部分の耐震補強を実施しました。新たに柱を立てて金物補強を行い、構造用合板を施工しています。この箇所の補強により、すべての耐震補強工事が完了しました。改修前は上部構造評点が0.7未満で「地震時に倒壊する可能性が高い」と判定されていましたが、改修により評点1.0以上を達成し、現行の耐震基準同等の安全性を確保しました。

漆喰左官仕上げと内窓の設置
左官が仕上げ工程に入り、漆喰を主に使用して壁・天井を仕上げていきます。玄関ホールの床にも杉板を貼り、漆喰の白壁と杉の明るい風合いで広々とした印象の空間となりました。大きな吹き抜け空間に漆喰の清潔感が映えます。

建物内の大きな工事の最終段階として、各部屋に内窓を設置しました。既存の窓を残したまま内窓を新たに取り付けることで、外壁の補修工事なしに室内の断熱性能を向上させることができ、工事費用も抑えることができます。
竣工
自然素材で生まれ変わった住まい
無事に竣工し、素敵なお家に生まれ変わりました。耐震改修では現行の建築基準法同等の耐震性能を確保し、断熱改修では床・壁・天井への断熱材敷き込みと内窓設置を実施。仕上げには漆喰・無垢杉板・和紙といった自然素材をふんだんに使い、空気がきれいで心地よい住空間が実現しました。


裏玄関の追加工事
竣工後、お施主様に漆喰と杉無垢材の空間をお喜びいただいた結果、追加で裏玄関の改修工事を行うこととなりました。以前は暗く空気も悪かった裏玄関の壁を漆喰で左官し、床を杉板にやり替えます。玄関ホールから続きの空間として、明るく清潔感のある気持ちのいい空間に生まれ変わりました。

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