中心にある吹抜でどこにいても家族の気配を感じられる、ゼロエネルギーの木の家|大阪府堺市の注文住宅施工事例

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2014年03月

板倉造りの家

お客様の声掲載

中心にある吹抜でどこにいても家族の気配を感じられる、ゼロエネルギーの木の家

南野田 F邸『ゼロエネの家』2階
家族構成 ご夫婦+子ども3人
建物概要 2階建て/板倉造り
延床面積 119.3㎡
主な仕上 外壁:漆喰・焼杉
竣工 2014年3月
住宅性能 ゼロ・エネルギー・ハウス
(平成25年ゼロ・エネルギー化推進事業)

ポイント- Point -

夢をカタチに・・・自分らしさを詰め込んだ家が完成しました

ご主人は家ができたら自分で家を色々さわったり、庭にピザ窯を作ったりして楽しみたい。
奥様は家庭農園をして家族でエコな生活を楽しみたい、と夢を描かれました。
そんなパッシブなプランニングを進める中で、ゼロエネルギー住宅のみんなが楽しく過ごせる家が完成しました。

 

子どもたちにのびのびとした暮らしを・・・

育ち盛りの3人のお子様がいらっしゃるF様。
今住んでいるアパートの下の階の方に迷惑がかからず、子どもたちが走り回っても大丈夫な生活をしたいと思ったのが、家づくりのきっかけでした。
F様はまず、本や雑誌をご覧になり、ネットで気になる業者を調べたり、展示場や建築業者を何軒もたずねて自分に合う住まいを模索されていました。
そんな中、ネットを通じ当社を知っていただき、資料請求されたのがF様とのお付き合いの始まりでした。

 

「衝撃を受けた」とF様が語る、丹陽社の家づくり

「できるだけエアコンは使いたくない」
「加工品ではなく素材そのままがいい」
など、
普段からありのままを好み、家づくりや生活にも自然なものを取り入れたいと考えていたF様。
当社が建てる、無垢材や漆喰を使った、伝統構法「板倉造り」の家にご興味を持たれました。
実際に板倉造りの家を見たF様は、

「なんだ、この木ばっかりの家は!」

と衝撃をうけ、木組みの構造があらわになった造りをみて、杉材の迫力に興奮されていました。
その後、当社の勉強会に何度か参加され、板倉造りの家の構造や耐久性・自然素材の調湿効果等、熱心に勉強されました。

 

数々の住宅会社を見て回ってわかったこと

F様は、当社を含め他社も回られて情報を集め、比較検討をされていました。
そんな中、ある会社と打ち合わせをしていた時のこと・・・。
打ち合わせを完成現場でされていたそうなのですが、1時間もしないうちに石油系の建材を使用している影響か、F様は頭が痛くなってしまったそうです。
F様に詳しく話を伺うと「他社では自然素材を使っていると言いつつも、構造材を仕上げ材で隠したり、見えないところで石油系建材を使ったりで、話がかみ合わなかった。」とのことでした。
続けて、「丹陽社さんの現場だと頭が痛くなることはなかったので、シックハウスの心配もあまりないだろうし、無垢材の香りや杉材の調湿効果で癒しの空間を体感できた。」とおっしゃってくれました。
そうしてF様との家づくりが本格的に始まりました。

 

伝統構法と自然素材でゼロエネルギー住宅の家

こちらの板倉造りは、ゼロエネルギー住宅の厳しい基準に適合した省エネ住宅です。
設計段階から日照の検討や通風計画などを考えています。
もちろん断熱材も自然素材系のものを使って施工しています。

外観は焼杉としっくい、瓦を使用し、落ち着きと重厚感があります。
環境にも有利な立地であることを利用して、採光・採風計画にも工夫して設計しています。

お客様の声- Voice -

板倉造りの最初の印象

写真で見る限りは壁が節だらけで倉庫みたい と好印象ではなかったが、現場を見ると本物の素材が持つ質感に驚いた。

 

板倉造りのどこに興味を持ちましたか?(決め手は?)

模造品(タイルを模したサイディング、壁紙を模したビニールクロス、無垢材を模した合板etc)を使わない骨太の家が現実的な価格で手に入ること。

 

板倉造りに不安や疑問はありましたか?

長期優良住宅の認定が得られない。
木が痩せると隙間風が吹くんじゃないか。
無垢材は集成材と比べ、強度のばらつきが大きいのでは。
大手ハウスメーカーが手掛けない。

 

丹陽社の印象はどうでしたか?

(良く言うと)親切・丁寧
(悪く言うと)もっちゃりしている。

 

丹陽社を選んでいただいたのはなぜですか?(決め手は?)

大阪で板倉の実績がある唯一の事務所だったから。

 

実際の住み心地はどうですか?

想定以上に快適です。
床の足触りが柔らかく「夏はさらっと、冬は暖かい」こと、冬の加湿、夏の除湿が最小限で済む 点が良いと思います。

 

住みはじめと現在で変化したことはありますか?
(ご本人様やご家族のことや、家や木、しっくいなどの自然素材の状態など。)

床は僅かに浮造りになってきました。
柱や壁の木部は色が濃く,外壁の焼杉は色が薄くなって来ていますが、部分的な劣化が発生しないため目立ちません。

 

その他、ご意見・ご質問・ご感想・丹陽社スタッフへメッセージなどございましたら、ご記入ください。

いつもお世話になっております。
八尾の現場も進んでいるようで完成が楽しみですね。
熊本の被災地でも板倉の小屋が提案されているとニュースで取り上げられ、板倉の家の認知が広がるきっかけになればと思います。
御社のますますのご発展をお祈り申し上げます。

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