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2014年03月21日

【板倉造り新築】ゼロエネルギーの板倉造りの家 地鎮祭・基礎工事〜上棟|大阪府堺市

大阪府堺市南野田で施工した、ゼロエネルギー住宅仕様の板倉造りの家の工事記録です。この記事では、地鎮祭から基礎工事、建て方、上棟式までの工程をご紹介します。ゼロエネルギー住宅の厳しい基準に適合させるため、設計段階から日照や通風計画を検討し、断熱材にも自然素材系のものを採用した、こだわりの家づくりの記録です。

この物件の施工記録は3つの記事に分けてご紹介しています。この記事は前編です。

地鎮祭・地盤改良

地鎮祭と縄張り

堺市南野田で板倉造りの新築工事が始まります。こちらの板倉造りは、ゼロエネルギー住宅の厳しい基準に適合した省エネ住宅です。設計段階から日照の検討や通風計画を練り上げ、断熱材も自然素材系のものを使って施工していきます。工事の安全を祈願して地鎮祭を執り行い、敷地に縄張りをして建物の配置を確認しました。

板倉造りの家の地鎮祭の様子

砕石を使った地盤改良

地盤改良を行います。今回採用したのは砕石を使った工法です。地盤を掘削し、オーガを回転させながら砕石を流し込んで締め固めていきます。この工法は地盤を安定させるだけでなく、砕石の隙間を水が透過することで液状化対策にもなります。

砕石を使った地盤改良工事の掘削機

基礎工事

遣り方と基礎配筋

地盤改良を終え、基礎工事に進みます。まず遣り方を行い、基礎の配置を正確に確認します。続いて基礎の配筋を施工し、鉄筋が適正に配置されているかを入念に確認していきます。

基礎配筋の施工状況

基礎コンクリート打設〜型枠外し

配筋確認後、型枠を組んでコンクリートを打設していきます。ベースコンクリートに続いて立ち上がり部分も打設し、基礎の天端を丁寧に仕上げます。コンクリートが十分に養生できたら型枠を外し、基礎が完成です。建て方に向けて準備が整いました。

基礎立ち上がりのコンクリート打設

型枠を外した完成した基礎

建て方・上棟

木材搬入と土台敷き

徳島から20tトレーラーで木材が搬入されました。杉のよい香りが漂います。仮置き場から現場へは4t車で運搬し、土台敷きの工程に入ります。土台の墨出しをしてから、一つひとつ丁寧に土台を組んでいきました。

徳島から搬入された杉の木材

1階・2階の建て方

土台が組まれると、いよいよ柱を配置し、壁板を落とし込んでいきます。板倉造りの建て方はとても迫力があり、木の家であることを改めて実感できる工程です。柱と柱の間に厚い杉板を落とし込んでいく様子は、木造建築ならではの見応えがあります。

板倉造りの建て方で1階の柱と壁板を組む様子

小屋組と屋根断熱

2階の柱を立て、桁・梁を組んだあとは小屋組に進みます。今回はゼロエネルギー仕様のため、屋根面での断熱に工夫が必要でした。野地板を縦に流した上に垂木を入れ、その垂木の間に断熱材を充填する構造です。

断熱材には体に優しい断熱材のパーフェクトバリアを使用しています。有害な成分を含まず、燃えても水蒸気と水になるため、健康面でも安心できる断熱材です。手で触ってもチクチクせず、グラスウールとは触り心地がまったく異なります。屋根にはロール状の100mm厚を施工しました。

クレーンを使った小屋組の建て方の様子

体に優しい断熱材パーフェクトバリアを施工する様子

屋根の断熱施工が終わると荒野地を仕上げます。板倉造りは建て方の段階で家の形がほとんどできあがってしまうのが特徴で、遠くから見てもとても迫力のある姿です。

上棟式

無事に棟が上がり、上棟式を執り行いました。ここまでの工事が安全に進んだことへの感謝と、この先の工事も安全に進むことを祈願します。

上棟式の様子

中編では、耐力壁や外壁・内装工事から建物完成までの工程をご紹介します。中編(外装・内装工事〜完成)に続きます。

この物件の施工例はこちらでもご紹介しています。

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