2018年06月01日
【リフォーム】セカンドライフを安心・健康に楽しむ家 内装仕上げ・床貼り・漆喰施工|奈良県広陵町
奈良県広陵町での耐震リフォームの施工記録、第3回です。下地工事が完了した箇所から、いよいよ無垢杉材の床貼り、和紙・漆喰による壁仕上げ、キッチンやユニットバスの据え付けなど、自然素材を中心とした内装仕上げ工事を進めていきます。
この物件の施工記録は4つの記事に分けてご紹介しています。この記事は第3回です。
- 第1回: 現地調査・解体〜耐震補強
- 第2回: 設備配管・外装塗装・下地工事
- 第3回: 内装仕上げ・床貼り・漆喰施工(この記事)
- 第4回: 竣工・完成・アフターフォロー
Contents
無垢杉板の床仕上げ
1階・2階・ロフトへの杉板貼り
いよいよ床仕上げの杉板貼りが始まりました。1階から順に、2階、ロフトと広範囲にわたって無垢の杉板を施工していきます。杉材の特徴として、多孔質な断面による保温効果があり、一度温まると冷えにくい性質を持っています。冬場でも素足で歩いても冷えにくく、心地よい香りと肌触りが楽しめる床となります。

水廻りには広葉樹の無垢フローリング
トイレや洗面所など水がかりの多い場所には、杉よりも密度が高く水が染み込みにくい広葉樹の無垢フローリングを施工しています。杉は多孔質で暖かな肌触りの反面、水を吸収しやすい特性があるため、使用場所に合わせた材種の選定が大切です。
壁・天井の仕上げ
和紙の施工

2階の各部屋の壁・天井には、高知県の土佐和紙を施工しています。ビニールクロスとは異なり、化学物質を含まない自然素材のため、シックハウス症候群の原因物質の発生を抑えることができます。また、静電気を発生させないため壁面に埃が吸着しにくく、カビやダニの発生を抑制する効果も期待できます。和紙の自然な風合いが、柔らかな印象の室内空間をつくり出します。
漆喰の左官仕上げ
1階のリビング・ダイニング・玄関ホール・トイレ・洗面所などの壁・天井には、ヨーロッパ漆喰を施工しています。砂を含んだ漆喰は、仕上がり後にざらざらとしたテクスチャーが楽しめる素材です。照明や日光が当たると時間帯によって異なる表情を見せてくれます。漆喰は強アルカリ性で殺菌作用があり、室内の空気を清潔に保つ効果があるとされています。

造作工事・設備据え付け
ロフト階段の手刻み
小屋裏に新たに設けるロフトスペースへの階段は、大工さんの熟練の技術で無垢杉材から一つひとつ手刻みで造られています。階段の垂直・左右の側板のバランス・踏板の水平など、均等になるよう計算しながら刻んでいく高度な技術が求められる作業です。完成した階段は無垢の杉材ならではの力強さとスッキリとした印象を兼ね備えています。

キッチンの施工
広いリビング空間にキッチンを施工しました。キッチンの後ろにダイニング、すぐ横にパントリー、続きに可動式の収納棚を配置し、各部との位置関係と使い勝手に配慮した設計です。既存の出窓や天窓を活かし、北側の安定した採光をキッチン空間に導く工夫もしています。

内窓サッシ・窓ガラスの取り替え
温熱環境の改善のため、施工可能な箇所には内窓サッシを取り付けています。内窓の設置が難しい箇所には、既存の窓ガラスをペアガラス同等の性能を持つ薄型ガラスへ入れ替えました。窓からの熱の侵入・損失を軽減し、ヒートショックの起こりにくい環境をつくっていきます。

ユニットバス・収納棚の施工
拡張した浴室にユニットバスを施工しました。断熱性を向上させた窓ガラスと合わせて、広くて温熱環境も改善された浴室空間となります。また、杉材で造った収納棚やロフトの換気扇、木製巾木なども施工し、仕上げの段階に近づいていきます。
この物件の施工例はこちらでもご紹介しています。
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