板倉造りについてのよくある質問

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2025年05月19日

よくある質問(板倉造りについて)

よくある質問 板倉造りについて

Q. 木の家って寒くないの?

A. 今は昔と違って、建具の性能などもよくなり、隙間風が入らないようにしっかり施工されています。
木の熱伝導率はとても低いので、他の素材よりも断熱性がいいです。無垢の杉の床は、保温性が高く素足が一番気持ちがいいです!

 

Q. 木の家って燃えないの?

A. 木は燃える素材ですが、太い木材は、燃え尽きにくい素材です。
ある程度表面が燃えてしまうと、炭化した部分がバリアとなり燃えすすむのが遅くなります。

板倉造りは900℃に達する加熱防火試験を経て、防火構造として国土交通大臣認定を受けています。
市街地の多くが含まれる準防火地域においても木材のみの家を建てることが可能です。

また、木は燃えても有害なガスを発生しないので安心です。

 

Q. 木の家ってシックハウスは問題ないの?

A. 木は自然素材なので安心です。
人工的な化学物質を室内に放出することはありません。
アレルギーのある人は、下地材や家具等にも気を付けた家づくりが大切です。

 

Q. 木の家ってエアコンいらず?

A. 調湿作用があり湿度の高い夏には吸湿し、乾燥した冬には放湿します。
エアコンのような効果はありませんが、1年中湿度が保たれさらっとして快適です。ダニやカビも発生しづらく、室内の空気がいつもきれいです。

 

Q. 木の家って癒し効果は?

A. 木は、心理的にも落ち着きや安らぎを与えてくれる素材です。
木の木目や年輪の不規則な模様は「1/fゆらぎ」といわれ、人に心地よい感覚を与えてくれます。
また、木の香りにはリラックス効果があることが確かめられています。

 

Q. 木の家って長持ちするの?

A. 木は傷みにくい環境を作ることで長持ちする材料です。
1300年前に建てられた正倉院にも当時の木材が残っていることが分かっています。

痛む原因は水分、紫外線、害虫です。定期的なメンテナンスで木の状態を見てあげてください。
木は年を経て味わいが増し、愛着がわいてきます。

 

Q. 落とし込み板の加工も丹陽社がしているのでしょうか?

A. いいえ。
林産地の業者にお願いしています。

 

Q. 土壁と板倉では、防音性・吸音性・気密性・断熱性がどのように違いますか?
板倉は音の反響が強すぎるということはないのでしょうか?

A. 防音性は構造体の隙間と素材の重さに関係すると思います。吸音性は表面の素材ですね。
気密性は施工状態によります。断熱性は素材もしくは断熱材の厚みによります。
施工条件に寄りますので一概には言えません。
当社では、板倉造りで断熱材を使用し、ゼロエネルギー住宅の助成金をいただいた実績がございます。

土壁についてはあまり当社では経験がありませんのではっきりしたことは言えません。

音の反響についてはあまり感じません。

 

Q. 壁一面が木だとログハウス的になって木の主張が強く、はじめは気持ちよくても少し落ち着かないかなとも思うのですが、土壁との併用などもできるのでしょうか?
もしくは内壁の一部を漆喰にするようなこともできるのでしょうか?

A. 木視率ということがよく言われます。室内が木ばかりだと、やはり落ち着かないようです。
実験の結果によれば、木の見える割合が50%を超える方が良いようです。一方で室内には家具やインテリアがあるので一般的には80%を超えることはないようです。
この範囲であれば、平均的には快適な範囲に収まるとされています。

また、お好みに応じて土壁との併用や内壁の一部を漆喰塗り、タイル張りにすることも可能です。

 

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